ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票投票 2 件
 コメントを書くコメント 2 件

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

message
作詞 ビスケット
   それはそれは小さい頃


   そこに浮かんでいる雲はいつか必ず


   つかめるものと信じていた


   きっと空を飛んでみたかったんだ


   それは自由を手にしたい気持ちととてもよく似ていて…
 
   
   そしてなんて欲深い気持ちだろう


   「人」として生まれてきたというのに


   飛べない自分に満足できないでいた


   いつか必ず飛べるときがくることを知っていながら


   なぜかその事実が見えないでいた




   

   一番つらいことってどんなことでしょう?


   耳を澄ませば聞こえてくる音が 消えることでしょうか


   いま見える光や彩りを 失っていくことでしょうか


   身動きがとれず ただただ窓からの小さな空を見ることでしょうか


   それはきっと 生きているから つらいのでしょう

   
   そしていつかなにも感じなくなる日がくることが 一番つらいのでしょう




   
   
   君のぬくもりは いつまで肌に残るのかな


   声は いつまで耳に残るのかな


   笑顔は いつまで心に残るのかな


   そんなことを考えながら今日も 眠れずにいる


   

   
   わたしはいつか どうなるんだろう?


   いつか 君に伝えたいこと 大きなことも 小さなことも


   励ましも 感謝も 怒りも 悲しみも 喜びも すべてが


   伝えられなくなる日がきっとやって来るのだろう


   どんなに近くにいても どんなに叫んでも 声を枯らしても


   君に伝えることが できなくなるのだろう


   君の背中を押すことが できなくなるのだろう


   

   そして いつまでたっても なにをしても 空を飛べても


   あの雲を掴むことは絶対にできない


   そのことが 一番むなしいのだろう







  

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル message
公開日 2008/01/11
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 死について考える自分は久々です。なんか精神的ショックを知らないうちに受けたのかなぁ。
ビスケットさんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ