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また、会えるよ
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作詞 GIMLET |
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今日は、この学校の『卒業式』
ちょっと混じって 覗かせてもらおう
こっちでキョロキョロ 向こうでウロウロ
一体何をしたいんだか、この少年は
胸を見ると バラの造花が
卒業生か面白そうだ、ついていくか
そんな少年に 長身の少女が声をかける
少女に怒られた 少年は「場所どこ?」と尋ねる
卒業式では 笑いと涙が入り乱れる
少年は部活の後輩の待つ 場所へ連れて行かれて
笑いながら「遅いですよ」と 後輩に花束渡される
一番遅くに来て 最初に泣いてしまう少年
花束を持って 走り回る少年
友人や恩師を探して、互いに声かけ
言葉を交わし 手を振り合う度に
少年は笑顔と共に、涙が溢れる
妙に人気だな 少年よ、さぞ嬉しいだろう
それでも涙は 少年の目で留まる事はない
卒業式では 嬉しさと淋しさが入り乱れる
次々と別れを惜しまれる 気分はどうだ少年よ
惜しまれる嬉しさと 同時に別れる淋しさ
多分、普段には 味わう事の無い感情が渦巻く
花束と手紙を 手に校門を見つめる少年
見えない線を感じ 少年はそこで立ち止まる
卒業式では 勇気と信念が試される
校門を出たなら少年は 見えない道を選ばされる
少年だけではなく 卒業生全員が
人生の道を選び そこを進む事になる
願わくば全員の選ぶ道が
幸福へと繋がる道で ありますように
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