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貴方だけの空
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作詞 高谷 羽維 |
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曲線を描く
私のこの冴えた波長は
空回る声を絞り出す
言葉なんかより
貴方のその冷めた空気が
恐いほど胸に突き刺さる
いつからか気付き始めた
貴方が欲しいのは
こんな瓦落多じゃない
例えば貴方が
道を見失ってしまった時
きっと この手を
求めてはくれないから
私には祈るしか出来ない
誰よりも遠い場所で
薄れる期待に
二人のこの詰まる時間が
途切れた熱 思い知らせる
いつからか 足を停めてた
貴方が歩くのは
こんな泥道じゃない
例えば貴方が
飛び立つ空を見つけられた時
きっと この手を
導いてはくれないから
私には失うしか出来ない
誰より深い笑顔で
繋いでも凍える
愛しい その白い手を
温める術は 私には無い
それくらい知っていた
それでも ずっと
触れて居たかったのに
例えば貴方が
羽根を傷め堕ちてしまった時
きっと この手を
想い出したりしないから
私には背を向けるしか出来ない
貴方が また飛び立てる日を
誰よりも強く祈りながら
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