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泪の痕
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作詞 麗慈 零 |
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忘れようと思ってた
忘れようとがんばった
傷つきたくないから
泪の痕はもう消えた?
「愛して無いくせに」
彼女の声が耳に残ったまま
快楽ワールドへ俺は堕ちていった
愛しいほどの彼女の声を狂わせたくて
吐息が触れる距離で囁いた
「今日で最期だよ」
嫌いだと思いたかった
スキじゃないと思った
記憶に残したくなかったから
でも泪はしたたり落ちる
「ただ愛が欲しいの」
彼女は消えそうな声で言った
聞こえないフリして 俺は目を合わせて
壊したい衝動にかられて また堕ちる
唇ふれて 気がついた
「離したくない」
神よ 俺はあんたなんか信じてない
ただ、もしあんたが本当に存在するなら
彼女の横で笑ってる男を蹴飛ばしてくれないか?
じゃないと狂ってしまいそうなくらい苦しい
神は言った
「蹴飛ばしてしまえ」
理想と幻想が交じり合った世界で
俺は立っている
泪の痕は消してしまえ
愛で乾かして
手で拭って
でも 俺には もう
彼女を つかめない
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