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ほしくずさがし
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作詞 思 |
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ひとつ ふたつ 辿る 影ぼうし
くちびるを掠めた
凍えるような 突き抜けるような 薄荷水の香り
ふたつ みっつ 遠く 鐘の音
冷たい左手を
つつみこんだら ゆるくとかしてく あなたのてのひらが
消えてしまうまで
明日が来るまで
ねぇ どうか もうすこし眠っててよ
なぞって はじけた ほしくずさがし
どんな願いも
叶う気がしたの
ひとつ ふたつ ふれる 影ぼうし
くちびるを掠めた
痺れるような とろけあうような 甘い桃の香り
ふたつ みっつ 霞む 細雪
冷たい夜のまま
明けないでいて このままふたりで 彗星になるまで
ふわりとほどけた
早咲きの春に
あなたの笑顔をかさねてみたり
あふれて 散らした ほしくずさがし
夢の向こうへ
飛んで行けるかな?
偶然なんかじゃない
運命なんかじゃない
かさねた軌跡のひとつひとつに
きっとぜんぶ意味があるの
出会えたことも交わした言葉も
あまずっぱい あの夏の涙も
僕が願ったから
あなたが笑うから
ねぇどうか
もうすこし眠っててよ
左手 ぬくもり 消えないように
もっとぎゅっと
強く握った
なぞって はじけた ほしくずさがし
どんな願いも
叶う気がしたの
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