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そのさき
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作詞 思 |
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君の紡いだ言の葉が 色あざやかなブーケに変わる
そらにはじけたカレンディラ
花片一枚で
僕はこんなにも幸せになれるの
モノクロだった世界に 君がえがいた水筆の虹
あおいそらの美しさと
儚さを知ったよ
今日が閉じて また 今日を忘れていく
ありがとうとか おめでとうとか
ありふれた言葉でしか告げられないけれど
偶然も涙もわがままも
指先でなぞって 魔法の呪文に変わって
ななつの月を飛び越えて 会いに行くよ
足音ふたつ響いてる 小春日和の散歩道
君と僕とで走り抜ける 青のビー玉と
むくむくひつじと桃の粉雪 凍えるような冬を過ぎた そのさき
君に出逢えたあの夏に 天気雨の向こうで鳴らした
水玉ぽつり 銀の鈴
君が好きなキャンディ
いつの間にか僕の方が好きになって
白鍵盤を駆けていく 君のこいうた 僕のはなうた
ふたつ一緒に奏でたら
何色になるかな
今日が閉じて また 明日会えるように
ありがとうとか おめでとうとか
ありふれた言葉でしか告げられないけれど
喜びも嫉妬もさよならも
パレットに並べて きらきらの夢に変わって
ちいさなかけらちりばめて 会いに行くよ
甘い香りがたちこめて 一面に咲くアリッサム
君と僕とで色を重ねた 蒼の世界と
ひだまり零れた午後の安穏 ふたりで歩く、扉を開けた
そのさき
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