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かたちあるもの
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作詞 思 |
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移ろいゆくのが定めだなんて
いったい誰が決めたんだろう?
その優しい笑顔は、いつまでも
僕だけのものと思っていたのに
去って行く君の後姿を
追いかけることさえしなかった
ただぼんやりと、心のどこかで
冷静に事を受け止められている
僕が居るのが、少し腹立った。
守ってるつもりで自惚れて
守られてたのは僕の方
君がいないと結局何も出来ないまま
かたちのないもの いつかは消えてしまうのなら
最初から創り出さなければ良かったのかなぁ
写真立てに飾られた 見慣れたその笑顔を指でなぞって
「思い出」の一言じゃ片付けられない
君の居た日常を一人思い出すよ
移ろいゆくのが定めならば
この想いも消えてゆくのかな?
こんな絶望はイラナイ、けれど
その瞬間に君のことも全て
忘れてしまうなら、少し哀しい。
吹っ切れたふりで強がって
此処から何処へも動けない
君が居ないと結局ずっと笑えないまま
かたちのないもの 何一つ戻らないのなら
何一つ思い出さなければいいのにね?
心の中に残された 眩しいその笑顔を強く焼き付けて
「大好き」の一言じゃ言い表せない
君の居た日常にそっと別れを告げる
かたちあるもの 君を愛した証があれば
君は今でも僕の傍に居てくれたのかなぁ...?
写真立てに飾られた 見慣れたその笑顔を指でなぞって
「大好き」の一言じゃ言い表せない
愛してるよ あいしてたよ さよなら サヨナラ
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