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歪な青い空
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作詞 黒夜 |
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駆け上がった屋上
フェンス越しに見上げたのは
晴れわたる青い空
自由になりたかった
ずっと閉じたままの羽根が
痛いと涙するから
僕が居なくなったとしても
この空は変わらなくて
果てしなく澄んだまま
目を背け続けた真実は
僕の命で この赤い血で
ねぇ 気付いて下さい
痛いほど残酷でも
これが現実なんだってこと
どれだけ叫んでも
狭い 狭い 鳥籠の中
誰も聞いてはくれない
グラウンドを見下ろして
両手を広げたら
涙が頬を伝った
机に花なんて いらない
偽りの哀しみなんか
何も変えられないの
綺麗に揃えた靴だけ残し
不意に風が吹いて 頬を撫でた
もう涙は流れない
最後に見た景色は
見たことないほど 鮮やかだった
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