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私はカナリア
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| 作詞 紫穂 |
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―――私はカナリア
綺麗な 声と
綺麗な 羽を持っているの
貴方はカナリア
孤独な 心と
悲しい 運命を持っているの
閉じ込められて
餌を与えられて
何の為の 翼なのかしら
大空を飛べない翼など
無くても同じじゃないかしら
何の為の 『鳥』なのでしょうか
羽ばたくことのない鳥など
もう鳥ではないでしょう？
―――私はカナリア
私を見る野性の鳥は
口々にあんなことを言うけれど
そんな事はないわ
私の飼い主は
私が唄うと微笑むの
とても優しい表情で
そっと頭をなでてくれるの
大空を飛ばない鳥は
鳥ではないと
どうして言えるのでしょうか？
カナリアはの翼は
大空を飛ぶためでなく
飼い主の元へ向かうためにあるの
カナリアの声は
人を癒すためにあるの
カナリアの心は
孤独なんかじゃない
いつも飼い主と一緒なの
カナリアは 悲しい運命なんかじゃない
この鳥かごは 飼い主の愛情なの
愛情の中に 私は居るの
それは とても幸せで
私は誇りに思います
私はカナリア
世界で一番 幸せな鳥です
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