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大切な、君
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作詞 紋白蝶 |
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大切なもの大切にしすぎて
ホラ君は脆く崩れる
やわらかく抱きしめた腕の中身は
美しい微笑の君
冷たい腕には無数の引掻き傷
逃げようとして伸ばした指先は
赤く染まっている
やさしくその手をとり
頭をたれ手の甲に口付けを
緋に染まる
大切なもの大切にしすぎて
ホラ君は優しく壊れる
大切だから守りたい
僕は独占欲で壊す
やわらかくまわした腕は
君の爪あとが残る
冷たい唇には君の大切な血
逃れようと欲した言葉は
誰にも届かない
やさしくその耳を塞ぎ
跪きその瞳を抉る
緋にくれる
大切なものを大切にして
ホラ君はこんなにも脆い
大切だから僕だけのもの
大切なもの大切にしすぎて
ホラ君はやさしく壊れる
大切だから守りたい
僕は独占欲で君を守る
独占欲で君を壊す
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