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粉雪
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作詞 羽依 |
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手を離そうと
そんなときに限って
君の全てが
温かく感じるから
もう少しだけ
もう少しだけ
手を繋いでいて
今夜、
ここで僕らは終わる
きっと君だって
わかっているんでしょう
だから そうやって
僕のポケットに右手
押し込んでいるの
わざとらしく
白い息を吐いて
お願い、
今は一生分甘えにおいで
恋だなんて所詮 愛のまがいもの
儚くたって良いじゃないか
魔法の言葉なんて信じてやいないけど
都合良く 唱えたいよ
きっと、
僕よりずっと幸せになって
悲しきは夜更け もう行かなくっちゃ
温まった右手で涙を拭いて
僕と君の最後の 甘い痛い逢瀬を
知ってるのは 粉雪だけ
今夜、
ここで僕らは終わる
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