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学校
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作詞 グゼル |
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好きです。
好きです。
好きです。
学校でただひとつの楽しみ。 「掃除」
同じ班なんだ。
俺は 班長
学校でただひとつの苦しみ。 「日直」
一人なんだ。
みんなは だれかと
学校でただひとつの喜び。 「トイレ」
スッキリするんだ。
俺は 健康
学校でただひとつの悲しみ 「授業」
見えないんだ。
黒板の 文字が
学校でただひとつの見せ場 「給食当番」
得意なんだ。
きれいに こぼすの
好きです。
好きなんです。
好きな人がいるんです。
恥ずかしくて言えませんでした。
なぜかわからないけど大声で叫んでみました。
声が出ない 「風邪」
「先生、質問があります」
「後にしてください」
「今じゃなきゃだめなんです」
「なんですか?」
特に無い きまずい
スクールオブラブ
スクールオブラブ
その夜何か胸騒ぎがした。
いやな予感がした。
いてもたってもいられなくなった。
夜の学校は怖かった。
人の声がかすかに聞こえる。
風の音だろう、とごまかす。
たどり着いた先には体育館があった。
昼はにぎやかなのに夜には姿が変わっていた。
扉は重かった。開ける勇気がなっかのかもしれない。
覚悟を決めて扉を押した。
が、
動かない。
どうなっているんだ?
何かがおかしい。
いつもと何かが違う。
鋭い目で辺りを見渡す。
そこには・・
「引く」と書かれた扉。
扉のその向こうに広がっていた光景は・・・
たくさんの子供たちが横たわっている。
いや、
倒れている。
すぐには状況を飲み込むことができなかった。
落ち着いてからやっと自分が置かれている状況が理解できた。
今日は 「お泊り会」
すっかり忘れてた。
誰も教えてくれないよ〜
みんな眠ってた。
次の日いつものベットの上で目を覚ました。
学校は静まりかえっていた。
人の気配はまったく無かった。
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