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七不思議のワルツ
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作詞 水 空 |
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踊る人体模型や 響く無人のピアノが
僕ら二人の絆を 脅かすとしても
恐るるに足らないさ 君と手を繋ぎながら
放課後には校舎裏で 七不思議のワルツ
ひとつ増える階段も 笑う誰かの絵画も
声が聞こえた廊下も 泣いていた鏡も
恐るるに足らないさ 駆け抜ける君と僕の
ふたりきりの渡り廊下 七不思議のワルツ
だけどもうすぐ夜があける
そうしたら僕は居なくなってしまうよ
たとえ君が涙を零しても
もう行かなくちゃならないんだ
くだらない七不思議の
最後のひとつはここにある
さよならは言わないまま
お別れチャイムが鳴り響く
もう二度と会えなくて 僕の手は消えてゆくよ
だけど今日も校舎裏で 七不思議のワルツ
もう一度会いたくて 君の手を探していた
辿り着いた教室では 七不思議のワルツ
誰もいない教室から ひとりきりのワルツ
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