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アゲハ蔦
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作詞 華札 |
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私はダークなアゲハ蝶
誰かの腕にタトゥーのフリして肌に映る
だけど何処かへ飛んで行きたい
自由になるために逃げるの
冷淡で漆黒の自慢の翅(はね)は目立って
誰もが眼をこすり見据えてくる 嫌だ・・・
羽を摘ままないで 手に入れようとしないで
あたしはただ「明」という空で飛びたいだけ
見つめないで 目の前遮らないで
あたしの前にあった路が消えてく・・・
私は華のイメージよく似合う
ただ少し造ったクール 思わせるのは
人(ちょう)を寄せないためです
弱さを隠すためそんな故に
虚ろな空間彷徨った挙句
辿り着いたはまた「自分」嗚呼
どうしてなの? わけわかんないわ
ループして全てが水の泡と同類項
羽は傷ついて 心も悶えていて
気がつけばまたあの人の腕の中
「良かった。戻ってきたね」嬉しそうに見つめられても・・・
『ほら。こんなに愛されてるじゃない』女神の声がする
この肌触り 感触 匂ひ 愛 これぞずっと求めてきたモノ
あなたは自慢気に左腕を人に見せつける
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