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トーマス
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作詞 porunoageha |
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慌てて飛び乗った
駅名は「st.cradle」
一両編成に揺られて
なにも持たず裸のまま
駅を通過するたびに
車両が増えていった
懐かしい写真が
壁に並び揺れている
逆走は難しいけれど
振り返ることはできた
あの日交わした約束だって
あの日好きだったあの子だって
電車を動かしたのは
間違いなく自分で
時間の道のりを前に進んでく
何気ない日常だって
残さずかき集めて
サンサンと輝く線路を進んで行こう
終点駅の「st.grave」
までは遠くて
それでも確かに
進んでいる
車両は増えて
その分馬力も増えた
あの日流した涙の数は
車輪を回す力に変わった
ByeBye後ろにならぶ
青春のStationの群れよ
僕の電車は汽笛を高らかに
力強いスピードで
駆け抜けていくよ
果てにあるのはどんな景色だろう
錆び付いていく車輪と
増える車両を連れて
僕と言う名の電車は進んでいく
たどり着いた先で
かき集めた毎日を見て
笑える時まで止めないよ
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