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曼珠沙華
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作詞 宵月之魔姫 |
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紅く花咲く曼珠沙華
風に揺られ咲き誇る
汽車の窓から見えた華
ふと過ぎ去る彼と華
都心に旅立つ私を
悲しげに見てた私の彼
ここに残ると言うのだから
荷を片付けていたときに
ふと目に付いた曼珠沙華
風に吹かれて揺れている
刻々と迫り来る別れのとき
手を繋ぎ待つ汽車は
夕日を背にやってくる
また逢おうと渡された
しおりに咲く曼珠沙華
花言葉に託された「再会」と言う字に思いをのせて
過ぎていく景色が
頭を過ぎりながら
小さく呟く別れの言葉
都心でまだ見ぬ曼珠沙華
紅く咲き行く綺麗な花
咲く季節になればまた逢えるであろうあの人を思う
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