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山本くん
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| 作詞 米 |
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クラスで一番 お調子者の人気者
大口開いてやたらに笑う 僕とはまるで正反対
毎日人に囲まれて楽しそうだな その輪は次第に膨らんで
いつも中心に君はいる
ああ止めてくれ 山本くん
隣のクラスの女子がきた 君はクラスの代表なんだ
頼むから 机の上から降りてくれ
ああほら あの子が見てるじゃないか!
クラスの中のムードメーカー 君はいつもそう
尽きることないネタと話題 僕とはまるで正反対
毎日授業は居眠りしてる そうして名前をさされたりして
笑った君はこう言った
ああよしてくれ 山本くん
アメリカの首都はニューヨーク?
教師があきれて笑ってる 君はクラスの代表なんだ
勘弁してくれ 真面目に答えろ
ああほら またあの子が見てるじゃないか!
そうして目で追ってるうち いつしかあの子の隣に彼がいる
結局僕は彼に適わない
帰り道でうなだれて夕焼け空を見上げたりして
僕にはできない 僕にはできない
何度も自分を責めてみた
ところが前方歩く人影 異様に哀愁漂わせ
気付けば彼は泣いていた 誰もいぬ間に泣いていた
ああそうだな山本くん ムードメーカーもいつも楽な訳じゃない
アンタの本当の強さを知ったよ 少しだけ親近感
泣き顔を見られたくないところは 僕と全く一緒だから
明日は話しかけてみよう きっと何かが変わるかも
お調子者で人気者 だけど弱虫な彼の一面を
明日は話しかけてみよう きっと僕も変わるだろう
引っ込み思案な黙り者 彼に勇気を分けて貰おう
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