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レーラズ
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作詞 トモ |
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その部屋の隅 君はまるくなって うずくまって
誰にも気付かれないように 誰かが気付くのを待っている
自ら隠れているんだ 誰にも見付けられない
運悪く僕に見付かっただけ 温かいにおいは嘘付けないから
そんな事 言うつもりもないけど
傷付く事もなく 傷付ける事もなく 僕らは輝けなどしない
ねぇ 僕の声が聞こえるかい?
聞こえるかい?
そのカーテンの裏 君は音も立てず 声も出さず
涙の理由を涙で隠して 誰かと分かち合えるのを待っている
君の痛みは君のモンだ 誰にも解る訳ないだろう
だからせめて解ろうともがく 僕の痛みも君は解らないだろう
そんな事 言うつもりもないけど
迷う事もなく 間違える事もなく 輝く命などありはしない
ねぇ 僕の声が聞こえるかい?
聞こえるかい?
目の前のゴミ山に途方に暮れるのなら
足元のゴミから片付けて行こう そうすればいつのまにか
ほら 辺りは 綺麗になっているモンさ
運良く僕が見付けただけ そんな事 そんな事
言うつもりもないけど
始めの一歩 それしか踏み出せないのなら 後はまかせろ
ねぇ 僕の声が聞こえるかい?
あの角を曲がるまで ずっと唄っていてあげよう
あの丘を上るまで ずっと唄っていてあげよう
君の姿が見えなくなるまで 唄っていてあげよう
いつまで君に届くだろう
ねぇ まだ 僕の声が聞こえているかい?
どこまで君に届くだろう
ねぇ まだ まだ 僕の声が聞こえるかい?
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