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六畳間の本棚
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作詞 トモ |
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六畳の部屋 一人ベッドに横たわる
疲れた心 布団で隠して
吐いた溜め息 毛布に包める
この本棚 倒れてきたら俺の真上
そしたら オシマイなんだろうな
なんて 鼻で笑う
好きな事 好き放題やって来た訳じゃないけど
今終わっても とくに思うところも無い
俺にとっては 何も問題ないさ
六畳の部屋 一人ベッドで目を閉じる
大好きな音楽 部屋に敷き詰め
涙でなぞる 今までの事
今度はあの曲 弾いてみようかな
そしたら 君に聴かせてやろう
なんて 考えてみる
好きな事 好き放題やってきた訳じゃないけど
君に伝えたい事なんて まだ山程ある
まだ終わってもらっちゃ 困るんだ
机の上で 震える電話
落ちそうになるのを 必死で受け止める
六畳の部屋 一人ベッドで目を開ける
やけに輝く星の光 ここに届くまで
どんなに時間が掛かっているだろう
そんな事俺には 想像つかないけど
俺がどれ程 小さいかなら想像できる
でも 確かにここに居る
好きな事 好き放題やってきた訳じゃないけど
踏み出す事が 恐かっただけ
机の上で 震える電話
落ちそうになる涙 必死で受け止めた
好きな事 好き放題やってきた訳じゃないけど
好きな事やるって ものすごく覚悟が必要だったんだ
君からの音 君の声
何も知らない 楽しそうな声
好きな事 好き放題やってきた訳じゃないけど
好きな事やるって ものすごく覚悟が必要だったんだ
僕はただ黙って 待っていただけ
ベッドの上で 震える僕
終わったらあの本棚 少しずらしてみようかな
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