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シロップバス
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作詞 polca cat. |
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ちょっとさ
小指が痛んできたよ
歩きすぎな 街の中
いつの間にか あの店がなくなってた
「電車が嫌い」
そういって
歩いて 歩いて
いつの間にか 終点近く
鞄は重いし
話すこともないし
そろそろ バスにでも乗ろうよ
ボクの提案に
「やだ」っと ひとこと。
あぁきっと 朝まで
歩いて 歩いて
いつの間にか 隣の町
ちょっとさ
かかとが痛んできたよ
歩きすぎな 街の中
まったく キミは疲れてない様子
人ごみが嫌い
そういって
歩いて 歩いて
いつの間にか 隣の町
とても眠いし
体はだるいし
そろそろ 休憩しようよ
ボクの提案に
「やだ」っと ひとこと。
もう諦めたよ
どこまでも ついて行くから
好きなところまで 行ってくれ
あぁほら 朝日が上がってきた
突き当たりの 防波堤で
キミは深呼吸 2つ
にかっと笑うと
くるっと 回って ひとこと。
「帰ろう」
やっときた
始発のバスに乗って
歩いた 歩いた
あの道も 町も
一瞬で通り過ぎてく
幸せそうな キミの寝顔
ボクは乗り過ごさないよう
重いまぶたを こじあける
帰ったら
シロップいっぱいのパンケーキ
ごほうびに 作ってもらおう。
肩に乗った顔が
小さく
「うん」と うなずいた。
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