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ピント
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作詞 polca cat. |
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長文のメールを送った後
ひとり寂しく 音楽を聴いていた
髪の毛に残った たばこの香り
知らなかった こんなに切ないものなんて
どんなに体を重ねたって
別々の人間で
つながってる部分だけが
ひとつなんて変だよね。
思いやりながら
見えないナイフ 振りかざして
ようやく知ったよ
あのひとことで
君があんなに苦しんでいたなんて
ほしいのは全部なのに
もとめてるのは 別のもの
お互いを見つめながら
かすめてる目線に 気付いたとき
焦点を合わせられるのかな?
なんてさ。
分かっているのに。
ピントを合わせたいのは僕のほうで
君はとうに 僕を捉えてる
おとこ と おんな
そんな大まかなものでしか
分けれないなら
いっそ 家族になってみようか
まどろんでいく毎日に
性別を超えて
君を愛せるかもしれない
全部がほしいんだよ
たぶん。
すべてになりたい。
君の ちいさな心を埋め尽くす
全部になりたい。
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