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病身臆lock
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作詞 サンガ |
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僕らの身体に染みついたのは
沈黙という重い病気
言葉に突き刺さる秒針の音
二人で噛み締めながら
雨宿りのような恋に落ちて
僕らは何処に行くのだろう
今 声を遮るのは雨の音と
永遠に続きそうな気まずさ
もう一度はもう二度と来ないかも
君の沈んだ瞳を見るたびに
そんなことを思うんだ
突き刺さる音が 思わず僕を焦らせるよ
そろそろ言わなくちゃ、君に
例えば素晴らしい愛の言葉も
聞き返されたらお終いだ
「何でもない」でまた過ぎてく時間
一人で噛み締めてるよ
閑古鳥のように雨が鳴いて
僕らがここにいる理由は
もう 無いに等しいこの状況でも
何となく足掻く意味はあるかな?
「待ってくれ」はもう君に通じない
だから言わない 引き留めないから
せめて聞いて欲しいんだ
突き刺さる音が 今更僕を急かしてくる
別れを告げなくちゃ、はやく
二人の孤独が触れ合って
何かが生まれそうな気がしてたんだ
でもそれは少なくとも
「愛」なんかじゃなかった
もう一度はもう二度と来ないかも
君の沈んだ瞳を見るたびに
そんなことを思ってた
突き刺さる音が 思わず僕を焦らせるよ
そろそろ言わなくちゃ、だって
突き刺さる音が いちいち君を焦らせるから
「そろそろ行かなくちゃ、ごめん
さようなら」
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