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アイ色サンクチュアリ
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作詞 坂下ゆめ |
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灰色に弾かれた白に 喧騒は息を潜める
春の気配を感じる木々は 少し切なくて
トゲだらけの感情に僕等 目を向けるのも面倒で
お互いただただ傷つきながら 未来を信じてた
腫らした胸の意味なんて 知りたくないのに
今日の静かな天気のせいで
ああ さよならって さよならって言いそうになる
ねえ 泣きたいくらい 抱きしめてよ
風邪を引くくらい 暖かい嘘で
例えば君が 使い古した愛を向けてたって
知らない振りをしてあげるから
ぼんやりと陽がゆらぐ 雲の向こうは赤い空
僕は一人 ひとりぼっち
満たされぬまま吐き出した 孤独にも似た予想図は
今も確かに場所をとりながら 色褪せていくよ
模様替えを始める季節 ぬるい温度が
何だか寂しくて愛しくて
ああ 好きだよって 好きだよって言いそうになる
ねえ 勝手に描いた サンクチュアリ
幻のままで 大人になってく
あの日君が やたら艶やかに僕を見たのも
それはそれで正しいのだろう
熱を持った雪化粧 あの電柱を過ぎても
僕は一人 ひとりぼっち
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