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ごっこ遊び
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作詞 薄明一座 |
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かくれんぼしましょ 真っ暗なビルでかくれんぼしましょ
鬼は貴方で 私は逃げる
逃げて逃げてかくれんぼ
見つからないのは嬉しいけど 気付いてもらえないのも困るんだ
あぁ 街灯が笑っている
タングステンの牙をガチガチ噛み締めて
あぁ 満月が嗤っている
そんなに口を開けなくてもいいじゃないか
鬼ごっこしましょ 灰色の路地裏で鬼ごっこしましょ
鬼は私で 貴女は逃げる
逃げて逃げて鬼ごっこ
背中を見るのも楽しいけど いい加減貴女の顔が見たい
あぁ ナマコみたいな感触が
最高に私の気分を盛り上げてく
あぁ 三日月に見つめられて
こんなに脆かったなんて思わなかったよ
次は何して遊ぶ? アナタが鬼?私が鬼?
この際どっちも鬼になる? 遊びじゃなくて本気になろうか?
あぁ 宵の帳に覆われて
手のひらにポタポタと何かが垂れてきた
あぁ そんなに怯えないで
とって喰おうってんじゃないんだからさ
あぁ 毎日続くごっこ遊びは
飽きるまで疲れるまで止めはしないよ
あぁ アナタはもう帰さない
私といつまでも
遊んでいよう
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