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わたげ
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作詞 春月 |
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ただ漠然と思い描いてた夢が
今少しずつ現実になりかけてる
なんだか未来に立っているような
過去に戻ってきたような
今を今として捉えることが出来ないよ
窓側の席から見える
風に揺れる木々のざわめきとか
隣の席で大胆に
眠りこけるヤツの寝息とか
きっとすぐに忘れてしまうんだろうけど
今はやけに心に響くよ
大空に放たれた たんぽぽのわたげのように
僕たちもそれぞれに種を飛ばすんだ
いつの日か夢に見た あの場所で花咲くように
卒業と云うゴールテープでスタートラインを引いて
ただ漠然と思い描いてた夢が
今僕の手の届きそうなとこにある
本当に行くことが出来るのだろうか
覗き見しようとしても
靄がかかっていて確かめることが出来ないよ
昨日友達が描いた
ひどい落書きに笑ったコトとか
今日の担任のくだらない
身の上話が長かったコトとか
来年まで覚えてる自身はないけど
今はやけに愛しく思うよ
大空に放たれた たんぽぽのわたげのように
僕たちもそれぞれに旅立つ時なんだ
みんなで肩寄せ合い過ごした日々に別れを告げ
卒業式は夢追い人の任命式に塗り変えて
大空に放たれた たんぽぽのわたげのように
僕たちもそれぞれに種を飛ばすんだ
アスファルトに落ちたとしても きっと咲いてみせるよ
ここで過ごした日々の記憶と 思い出を胸に抱いて
卒業と云うゴールテープでスタートラインを引いて
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