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ナキオニ
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作詞 春月 |
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「綺麗な花が咲いてた」と 俺に差し出す一輪を
お前の髪に挿してやり 「よく似合うぞ」と微笑んだ
我儘だってかまわない 優しさなんてなくていい
ただいつまでもその心 俺に預けてくれるなら
俺がこの世で信じるものは 月の光とお前だけ
お前が笑ってくれるなら どんな痛みも引き受ける
お前を守るためならば 他人の血だって浴びてやる
俺が傍に居ることで お前が少しでも安心できるなら
何時間でも傍に居てやるから
だからもう俺の前で 強がったりとかすんじゃねぇ
枯れてしまった花を見て お前は切ない目をしてた
「なんで終わりが来るのか」と 俺の肩抱き問いかけた
血の雨が降るこの町で 子供(ガキ)の面して笑ってる
穢れを知らないその瞳には 俺だけ映していればいい
俺がこの世で愛するものは 春の月とお前だけ
お前が笑ってくれるなら 鬼になるのも恐れない
お前の傷が癒えるなら この唇から愛をお前に
体を重ねて少しでも お前の苦しみ拭い去れるのなら
毎晩だって抱いてやるから
だからもう俺の前で 強がったりとかすんじゃねぇ
お前が笑ってくれるなら どんな痛みも引き受ける
お前が死なずに済むのなら 俺が代わりに死んでやる
俺がこの手で出来ること その愛しい笑顔消えてしまわぬよう
どんな願いも聞いてやるから
だからもう俺の傍で 絶対その手離すなよ
きっとまた来年も ここでお前と笑い合い この月を見てるだろう?
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