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風来坊
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作詞 創想屋 詩子 |
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僕の真上の空が綺麗なだけで
世界は平和だと本気にしてしまう
それは幸せな事なのかもしれないけど
なんだか凄く怖い事だと思わないか?
目を瞑らないでくれ
いつも笑っている
あの人の涙も知らず
自分は不幸と嘆いていたんだよ
目的地は必要なのか
地図さえあればたどり着けたのか
言い訳なんていくらでも作れるぞ
ほら、その足でとにかく進んでみたらどうだい
自由を求め何に縛られたの
探す事で何を落としてきたの
一人で歩いた道のりは
決して自由なんかじゃなかったよ
僕のこの心の淋しさだけで
人の暖かささえ忘れてしまう
出会いがある度疑って生きるなんて
すごくバカらしいとは思わないか?
逃げないで見ておくれ
みんなから頼られる
あの人の努力も知らず
自分はかなわないと諦めていたんだよ
運命のせいにするか
才能さえあれば遂げられたのか
足りないものなんていくらだってあるぞ
ほら、そうしてる間にも誰かが一歩を踏み出した
愛を求め誰を見捨ててきたの
強さを求め何に怯えてきたの
何もかも捨てて飛び出した筈なのに
弱いままの自分がまだ残っていた
それを知った時何を思うだろうか
憎しみの矛先を誰に向けるんだ?
それとも そっと頷いて
これからの未来を生きるのか
風来坊 目的地は見つかったのかい?
ああ、そんなの僕には必要ない
目的地なんて決めたらもったいないよ
行ける所まで行ってみよう
最後にたどり着いた場所こそが
僕の“行きたかった場所”になるのだから
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