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ふるさと
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作詞 創想屋 詩子 |
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小さな切符握りしめ 錆びた列車から眺める景色
空がきれいだと思ったんだ そんな想いで心がきらめいた
理想の先と影踏みごっこ
きっといつかと言ってみても
昨日描いた明日は今.この瞬間
トンネルの中目を凝らしていた 閉じた時と変わらないんだけど
雨の足音と懐かしい声が誘う 生まれたての涙が零れていく場所
僕は帰り道を辿っただけ
昔の日記とか垂れ流しの洋楽 今更理解しようとしたり
笑いながら無様だと吐き捨てた 自分の事を。自分しか居ないから
他人とのふれあいは沈黙ごっこ
愛想笑いで乗り切ってみても
僕が望んだのはこんなんじゃない
夕方聴こえてくるハーモニカの歌 あの日々に怖いモノなんてなかった
言葉だけ上手くなって実は臆病なんだろ 全力。衝動。先の事なんて知るもんか
僕は僕に会いにいくだけ
ほら.君を呼ぶ声がする 返事がしたいんだろ
考えるな.知ってる筈さ この道が今つながる
僕は帰り道を辿るだけ
迎える声
君は只一言返せばいい
「ただいま」
「おかえり」
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