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橙い夕暮
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作詞 ネオン |
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同じ橙の明かりなのに
どうして朝と夕は違うのだろう?
哀しげに問う君だね
暮らす日々の藍の中で
どうして夜も藍と呼べるのだろう?
切なげに溢す君だね
黒く竜骨な拳も 惰性な日々は
青白くもたらしてくれる
君とおんなじ場所に立っている
だって見えている物が同じだよ
この空の下から見える夕暮れと
何が違うというんだい?
君もおんなじことを思っている
だってあの日と同じ色している
この空の下から見える夕暮れに
何か変化があったかい?
すこしバタ足のままで
息をつかずに泳いでみよう
すぐに顔上げてしまうね
高く雲まで届くように
力いっぱい跳んでみる
届くわけないと知っているのに…
淡く棚引く雲も いつかの己の姿を
知りながら浮かんでいる
君が何遍も言い続けた
あの日が現実に変わっていく
かつて空の下、共に叫んだこと
覚えているかい?
君が空に還るあの瞬間(とき)を
僕は心の底では想ってなかった
この空の下から見える風景に
君はいなくなった
どこかで
君とおんなじ場所で経っている
だって見えていた物が同じだよ
この空の下から見える夕暮れは
何もかもが違っていたんだ
君もおんなじことを思っている
だってあの日と同じ色している
この空の下から見える夕暮れに
…何か変化があったかい?
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