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CROW
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作詞 ネオン |
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いつしか時は流れて 黒い羽は削ぎ取られて
単純な日々 単調な日々 過去は日々、ひび割れ忘れ去っていくのがオチ
遠くの方を眺めていた 烏は今日も鳴いていた
あの日空を埋めつくした 彼方で仲間と群れていた
国道走らせた鉄の馬 いつのまにか埃かぶったまま
通勤には必要なくてただ 揺られていくの今日も電車の中
久々に会った元戦友(とも)とは 共に 主に 酒かわし会話
もっぱら話すのはあの頃のこと 最後に話すのは君のこと
拳紅くして 血まみれになって 背中ごしに一緒に闘ったこと
あの日から一度と 忘れていないほど まだ鮮明に君の顔が胸に浮かぶよ
いつしか時は流れて 黒い羽は独りになって
写真の中 ひとりはまだ ただ笑っていた 子供のまま
いつしか夢に溺れて 掴みそこなった僕の影で
今日もまた 思い出すのかな あの光に満ちていた 青の中
黄色い恋は実っていた あれからずっと傍にいた
疲れて 病んで 帰ってくると 天使の笑顔で僕を癒すの
いつしか恋は愛に変わり 刺激より安心を深く望み
変わることのない想いを謡い 一緒に寝るの今日も二人
君のおかげで叶った ひとつの夢にはにかんでいた
ひとりふたりと叶えていた 僕らは大人になっていた
覚えているかい? ふたりでいじめていたチビの孝雄
信じられるかい? 今じゃアイツの下で働いている僕を
いじめられるのは今じゃもっぱら僕の方で
孝雄に敬語を使って話している僕がいたりするんで
でも酔ったりすると 孝雄の方 敬語になるの
アイツ僕らに「憧れていた あんな青春おくりたかった」
大抵話すのはそんなことさ 次の日には元に戻っているんだ
いつしか時は流れて 黒い羽は独りになって
写真の中 ひとりはまだ ただ笑っていた 子供のまま
いつしか夢に溺れて 掴みそこなった僕の影で
今日もまた 思い出すのかな あの光に満ちていた 青の中
いつしか時は流れて 僕はひたすら大人になって
いつしか時は流れて 黒い羽は独りになって
いつしか時は流れて 君は未だに子供で
今日もまた 思い出すのかな あの光に満ちていた 青の中
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