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笑わないピエロ
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| 作詞 End Of endless |
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みんなの笑い者
いつしかそんなあだ名が 付いていた
ある国のある街のある倉庫旅する小さな喜劇団
毎日、毎日来る人に
笑い顔を運んでいる
ある日、最前列の一番
右端に座る小さな男の子
他の観客が笑っているのに少しの笑みもない
公演終了後
いつまでいる男の子に
笑い者が話し掛ける
「君はどうして笑わないんだい？」
「おじちゃんが悲しそうな目をしてるから」
少年はそう答えて帰ってしまった
次の日から男の子は毎日
やってきた
笑い者は一生懸命笑わそうとした、
笑い者はいつしか男の子のために公演に出ていた
しかし、男の子は笑わなかった
笑い者は男の子に聞いてみた
「おじちゃんは面白くないかい？」
「だって、おじちゃんが楽しそうじゃないもん」
意外な答えだった
いつしか笑わない笑い者になっていた
ある国のある街のある倉庫最後の公演
最前列の一番右端にいる 男の子
いつもと変わらない公演
誰かの為じゃなくて
自分の為に出ていた
自分が自分である為に
一つだけ変わっている
笑う笑い者とそれを見て 笑う男の子
最初で最後の笑う顔を運んできた
公演終了後
いつまでいる男の子に
笑い者が話し掛ける
「おじちゃんはどうだった？」
「楽しそうだった、だって笑ってたもん。・・・・・・また、来るよね？」
「いつかね」
そう聞くと、男の子は顔一杯の笑みをこぼしながら
帰ってしまった
今日も、また
どこかの国のどこかの街のどこかの倉庫
笑わない笑い者が
笑う笑い者になって
誰かの為じゃなくて
自分の為に笑う
毎日、毎日来る人に
笑い顔を運んでいる
彼の名前は“ピエロ”
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