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ごめんね
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作詞 和泉 |
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最初は軽い気持ちだったんだ
でも止められなくなって
「これじゃいけない」と思う自分と
「別にいいんだ」と思う自分がせめぎあう
そしてそのうち心が麻痺してしまうんだ
それがどんな残酷なことかも知らずに
あの時
僕らがもう少し大人で
君の痛みに気付いていれば
君は今何処にいたんだろう?
「あれはいじめじゃない」と
一生懸命自分たちを正当化して
見てみぬふりをする
限りない「もしも」が頭の中を駆け巡る
「もしもクラスが違ったら」
「もしもあの時君が休まなければ」
「もしも担任が君に気付いていれば」
君は今何処にいるの?
そこには君を傷つけるものはないの?
そこに行くことで君は楽になれたの?
僕らはそのうち君の名前を忘れるかもしれない
それをとめる術を君は持たない
どうして?なんて言ったら無神経だね
「ごめんね」なんて言っても君は許してくれないだろう
いや もしかしたら優しい君は許してくれるかな
でも 僕はそれを確かめる術を持たない
罪を犯したのは僕たちなのに
僕たちは毎日をダラダラと生きている
牢屋に入ることもなく
あの時
君がもう少し子どもで
ことの重大さに気付いていなければ
君は今此処にいたのだろう
僕らは君の未来を奪ってしまった
僕らの弱さが 君の未来を奪ってしまった
本当に ごめんね
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