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【イチバン】
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作詞 †ディラ† |
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「おはよ〜っす」「おっはぁ〜」
そんなふざけた挨拶はあんたにしかできんかった
毎日の学校生活 あんたとおった時間はメッチャ楽しかった
部活の時間に水のかけ合いもしたよね 腹がよじれるほどあんたと笑った
あの中3の夏― うちは一時たりとも忘れてないよ
二人で見に行った映画は何本だっけ?
数え切れないほどの あんたとの思い出がよみがえってくる
シャーペンの芯の出具合でけんかもしたよね
あんたと言い合いはしたくなかった
だって・・・
今日であんたとはお別れやもんな
ずっと一緒にいたかったんに―
何で 「かわいい」と思ったあんたの髪形をバカにしたんやろう
何で あんたが真面目に語ってた宇宙飛行士の夢をバカにしたんやろう
後悔しすぎて頭にくるよ
素直になれなかったあのころの私のバカ・・・
心の準備ができていないのに なんの躊躇いもなく卒業式は進んでいくよ
生徒会長の答辞 「僕らは希望を持って社会に羽ばたきます」
そんなきれいごとを並べんじゃねぇよ あんたがいなくなるのに希望なんか持てないよ
ふとあんたと目が合う
あんたは思いっきりないてたよね ぐしゃぐしゃな顔でうちに何かを訴えてる・・・
「さ」
「よ」
「な」
「ら」
「は」
「い」
「や」
【さよならは嫌】・・・
うちは何も応えることができなかった あれ・・なんでだろう・・・
目から水が出てとまらない・・・・・・・・・
今実感した
「あんた」って存在がどれだけうちの中で大きいか 必要かってことが・・・
「あんた」は私に必要不可欠 「バイバイ」なんていわないで
「あんた」と「うち」は泣きながら抱きしめあったね
「うちらの友情は永久不滅だよ」
とあんたは言った その言葉がどんなに今のうちを支えているか・・・
新しい友達も沢山できてうちは幸せだよ
あんたは幸せ?不幸ならすぐに駆けつけてあげる だってあんたはうちの
【イチバン】
なんだから
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