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雪桜
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作詞 魔夜 |
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春は暖かいものなんだとどこかで決め付けていた
太陽が輝いて桜の花びらが舞っているのだと
そうであって欲しかった
楽園を求める自分の我が侭
あの街には色が溢れていて
瞬きも忘れてしまいそうだった
一瞬を見逃すのも恐くて
別れを考える暇もなかった
今自分の隣りに君は居ない
いつはぐれたのかも分からない
君が距離を取っていったのか
僕が早く歩き過ぎたのか
初めてひとりで訪れた街は
透明と言う色が支配していて
なぜだろう?
何も無いのがとても恐ろしいんだ
だけどこの街でふたつ見つけたモノがある
君が好きだった桜と君の涙の様に冷たい雪
ふたつは一緒にあることは無いと想っていたけど
そうじゃなかったみたいだ
初めてみた雪桜
願わくばこのふたつの様に
また君に出会いたい
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