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Dear,,,,
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作詞 KIMINOUTA |
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恐かった。いつまで経っても、その過ちに締め付けられてた。
苦しかった。涙を流さないように、強く歯を噛み締めた。
血が出るほど指をかきむしったり、息を止めてみたり
風呂で溺れてみせたり、強く、強く首を絞めて
何回も、死のうとした。
誰も自分を必要としてくれない。自分のせいだ。
大切な人を失ってしまった。皆、自分を恐れた。
「人から大事なものを奪ってくお前は怖い奴だ。」
そう言われて、どう想ったのだろうか。
「表情の無いお前は、感情のない奴だ。人間じゃない。」
「怖い奴だ。お前なんて・・・お前なんて・・・・・・・・・・・・。」
「いないほうが、良かったね?」
そうだよ?
自分なんて、いなければ良かったよ?
なんで誰も解らないの?何でそんなに自分を否定するの?
ひどいよ。ひどいよ。怖いのは、あなたたちでしょ?
そしてその後その人は、声を失いました。
言ったのです。
「自分は何で生きちゃ駄目だったんですか?あなた達に何が解るんですか?」
勇気を、たくさんたくさん振り絞って言ったんです。返事は
「邪魔なんだよ。本当に、消えてくれない?」
少し笑って、侮辱するように。
そして想いを言葉にする事を恐れ、喋らなくなった。
無言で、邪魔にならないように、ひっそりと生きた。でも駄目だった
「いい加減にして!!いい加減に、あきらめなさいよ!!」
何を?諦めればいいの?
生きる事を、諦めればいいの?
そしたら皆、自分の事好きになってくれるの?
じゃあ。もぅ諦めよっかなぁ。
そう想った。
でも、嫌。生きたい。死にたくない。
封印してた涙が溢れた。世界に流れた。
その人物は、「幸せなんかいらない。」そう言ったのです。
ただ此処にいさせて。そう願ったのです。
そして。
今その人物は、仲間が出来ました。
笑顔ではしゃいだり。たまに辛くなって、弱音吐いたり。
でも、強く、生きてる。
その人はある日、ある人と出会いました。
そこから、強く、なっていくのです。
人は誰も、悲しみと戦って強くなるのです。
そして生きていくのです。
僕想ったんです。
この世界にやってきて、初めて知ったんです。
この世界は哀しみばかりじゃないって事。
明るい事、暗い事。みんなみんな気分で変わってしまうだけ。
だから、頑張ったらどう?
もしかして、明日は、いい日かもょ?
僕は、生きる。
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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