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空の果てまで届く唄
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作詞 KIMINOUTA |
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君だけに伝えたい事がある。
君だけに伝えなければならない事がある。
僕は駄目な奴だからさ、「好き」とか言えんけど。
いつか言える日が来たら
ちゃんと聞いてほしい。
君の為だけに、今唄を歌いたい。
いつかこの唄が止まったら、探してほしい。
いつか僕の存在が此処からなくなったら
どうか僕を忘れないうちに探してほしいものがある。
僕が昔隠したままだった、君と僕との思い出を。
ちゃんと、君に僕を見付けてもらいたい。
大切なものなんてさ、
持ってる人より持っていない人の方がよく知ってると思うんだ。
卑屈だと思わないか?
僕は持ってない奴だからさ、色々知ってるって反面、とてつもなく羨ましくて
みんないいなぁとか思う。
みんな僕が持っていないものをもってる。
それがとても綺麗で、輝いて見えるんだ。
でももしかしたら、気付かないうちに握った手の隙間から
そんな大切なものが、入り込んでいたのかもしれない。
まるで君がすぐそこにいるみたいで。
君は何処かでこの広い蒼空を見ていますか?
その空はどんな景色を映し出していますか?
例えその人が僕じゃなく違うものでも
僕は、此処にいます。
君にいつかこの唄が届いたら
どうか振り向いてみてください。
此処で、待っています。
君に逢いにいきたい。
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