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さよなら、なんて
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作詞 リンクス |
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あぁ、冬の終わり
雪は溶け でもまだ息は白くて
まだ寒いねって 二人笑った
貴方は繋いだ手をきゅっと握り
私を見つめ 言った
いつまでも一緒にいられると
何の理由もなく 信じてた
...春が来なければいいと願った
貴方が遠くへ行ってしまうなんて 考えもしなくて
付いて行っちゃダメなの?って聞いた
答えは そう わかってたのに
雪 もう一度降って
寂しさに 耐えられるわけないよ
今だってほら 隣で笑ってる
貴方の夢を憎んでしまえたら
私もきっと 泣かないのに
いつまでも愛しているから
いつか戻って来る? 貴方は答えない
けれどその涙だけは信じさせて
貴方は隣で笑うけれど それさえももう遠くて
大好きだよって 何度も言い続けた
俺もだよ なんて ひどい嘘つき
抱きしめられる温かさ
その笑顔 その声 その瞳
愛してる 愛してる
愛したこと きっと後悔はしない
貴方と別れる朝までには 泣き止んで笑うから
出会えてよかった それだけは変わらない
きっと うん 心から
"彼の夢が叶いますように"
もう2年も前のことなのに
昨日 貴方から手紙が届いた
丁寧に封がしてある 白い封筒
...これを持っていけばいいのね
荷造り途中のかばんに入れた
「2年ぶりだね」って 驚かそうと思ってたのに
いつだって私は 驚かされてばかり
「忘れてなかったの?」 携帯の番号も変わってなかった
『忘れるわけないだろ』 笑う貴方の顔が浮かんだ
「明日の始発でそっちに行くから」
貴方の驚いた顔 直接見れなかったのが残念
彼の夢は どうやら順調らしい
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