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風車
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作詞 RUI |
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大地の上に咲いた 一輪の花よ
大きな世界の上に それはあまりにちっぽけで
まるでわたしと 似ているかのような
手の届かない とても高い 大空を羽ばたく
翔るキミへ せめても あなたの風で
この羽根を揺らすくらいなら
美しく甘い 花のミツよりも
辛く棘のような 紅い味がほしい
心の穴をうめるような 歓びと
それより大きな 苦しみに
人は飛び立つ 翼をもらう
もしも この大空を走る 鳥のように 大きな翼を
広げられたら 風を受けて あの扉の隙間へ
飛び込んだのでしょう
大地を包む 女神のように
ただ1人を 喪うだけで こんなにも泣き崩れる
人々がいたなら わたしは迷わず 天へ飛び立つでしょう
思う通りにいかない事ばかり だから
この大地を独りでも歩き続ける チカラが持てたのでしょう
それでもなお わたしは あなたの
大きな風が 吹くのを 立ち止まって待ってしまう
翔る子供の手に 握られた 風を待つ
まるで あの 風車のように
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