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・・・・或る世のこと・・・・・
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作詞 †BLACK BLOOD† |
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或る世のこと
まだ人が清いころ
ひとりの少女は舞っていた
人形のように笑わず
くもった鏡のように何も映さず
目的無く舞う姿は
片翼の無い蝶のよう
いつまでもいつまでも
飛んで
跳ねて
或る少年は一目みて
少女の手を掴み走り出した
少女に恋をしたから
少女を援けたかったから
少女は少年のために舞った
少年のために舞う姿は
柔らかな風のよう
しかし少女はいなくなった
そして少年もいなくなった
或る世のこと
そして私も舞う
あの少女のように
愛する人のために
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