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青かった空
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作詞 レイン9999 |
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アスファルトの地面
ワザと蹴飛ばした
懐かしいのは土の薫り
あぜ道はあるけど
一つづつ
大切なものを失って
気が付いた時には
取り返せなくなってんだ
昨日見た空の青さが
今日も
明日も
見えるなんて誰も言わないだろう
そうである筈のものが
そうでなくなるのは
ありえる話だとしても
青い空を信じている
コンクリートの壁を
不意に殴りつけた
仕切られた冷たさに
背筋も凍りつく
便利になるほど
不便なものが愛しくて
気がつけばもう
引き返せないところまで
昨日見た空の色が
青かったのか
白かったのか
灰色だったなんてよく聞く話
けれど信じていて
疑わないのは
子供の頃からの
残像としての青空でしょう
昨日見た空の青さが
今日も
明日も
見えるなんて誰も言わないだろう
そうである筈のものが
そうでなくなるのは
ありえる話だとしても
青い空を信じている
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