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恋文
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作詞 心菜 |
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不器用で純粋で 消極的だしいつも冷静
素直じゃないし 何より人一倍照れ屋
私とそっくりで でも私にはないすごく良いものももってて
たった三ヶ月の恋だったけれど そんなところに惹かれてた
君が最初で最後にくれた恋文
そこに書かれていたことばは 今でも思い出しては切なくなるよ
あの恋文は 君への想いを断ち切るために捨ててしまったけど
あの字の震え具合や その色も 鮮明に覚えてるよ
もしもこれから その恋文が見つかったら
すぐにでも 泣いてしまいそうだから
これからももう 見つかりませんように
でも胸の奥底では 少しの期待にふるえてる
たった二文字のことばを書くのにも
一時間以上かかってたって 君の友達に聞いたから
一般的には ありきたりなことばだったけど
私にとっては 最高の愛のことばだった
青いペンで 色い無地の紙に
「すき」 という 愛のことば
不覚にも 涙がこぼれた
最初で最後の 君の恋文
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