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詩という名の君へ
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作詞 心菜 |
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絶望と屈辱と憎しみと苦しみと
どうしようもないほどの嫌悪感であふれていた
あの頃
僕は 君に すくわれました
今の僕が ここにいるのも
こんなふうに 生きてこられたのも
君のおかげなんです 本当に
そんな君のことをね つい先日
授業で習ったんだ
それでね 先生は
君のことを 声にだして 読み始めたんだ
それを見て
すごく 嫌だったんだ
それだけじゃない
君って さ
読み手によっては とらえ方が違うのに
「それ」だって 「そういう意味」だって きめつける
そんな しばられたような感じが
すごくすごく 嫌だったんだ
君はいつも 僕らにとって
自由で 何にでも変化できるものであってほしいんだ
そんな君に あの頃
すくわれた僕がいるから
また 僕のような人たちを
君が すくってほしいんだ
そんな君を 彼らはきっと愛すから
今のこの 僕のように
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