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人と空
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作詞 なみき |
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無限に広がる空
そこはただ 全てを受けいれ
全てを愛す処でした
それでもいつしかひび割れ
悲しみがこぼれました
夕暮れに染まる空
朝焼け 星煌く夜
そんな日々の中に
空のこぼした確かな叫びが
悲しみとして降っていた
無情な人は
それをただ見ていたんだ
愛されて育まれ 生きてきたのに
恩をあだで返す人の常に
空は人を見なくなった
雪と雨が舞う空に
密やかに 悲しみも舞う
四季に紛れるよう
ひびが大きくなるに連れて
空は色を失う
そしてやっと
人はそれに気づいたんだ
愛されて育まれ やっと上を見た
そんな遅き焦りにも
空はもう一度目を向けた
無限に広がる空
そこはただ 全てを受け入れ
全てを愛す処でした
思われる限り想い
思われなくても想う
そんな処でした
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