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春風にのって
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作詞 チロリアン |
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春だからというのか
吹き抜ける風は未来の匂い
散り乱れる桜の花びら
乱舞する思い出の欠片
眼に見えない幸せは
私の周りを包み込むように
ほんのり浮かぶ日の光は
やわらかな綿毛のように
くるくる 優しさの風に吹かれて
私はどこまでも飛んでゆける
空の下から見える空は
嫋やかなファンタジー
恋をしているんだな
柔らかい頬は桃色に染まる
心の声は温かく咲き
響かせるあなたの世界に
小鳥の声を聴きたくて
春は微笑みやってくるよ
悲しみを拭ったあの風は
きっと何かのはじまり
ふわふわ 見知らぬ想いを抱いて
私は新たな道を進んでゆく
背中にひろがる群青の海は
色褪せないフィルムに
枝から離れた瞬間に
彼女の夢は目を瞑り
ひとり地面に眠っていった
次なる風を信じて
くるくる 優しさの風に吹かれて
私はどこまでも飛んでゆける
空を信じ 裸足になって
風に乗って 透き間を抜けて
ひかりが 身体にしみこんでゆく
私はまた足跡を置いてゆく
振り返り見た私の足跡は
どこかで舞うはなびら
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