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バル
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作詞 チロリアン |
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瞳の三分の二 広がるエメラルドの水辺が
風と一緒に揺れている
ピンクの細い足 フラミンゴがポツン
折れそうな片足
自由って言葉の実体 地球の隅から隅まで見ても
幸せを掴めない感覚で 彷徨って
そんな僕をあざ笑うように
タンポポは揺れる
こぼれおちる滴り 綺麗な目から泡のように
煌き天に上る涙
束ねたスパゲッティー 鍋に入れたらフワン
世界の色が変わった
解き放たれた胴体 未知の奥から今はこの手まで
自由に似た幸せがふわり 舞い降りて
それはタンポポの香りのように
軽く甘かった
何かに縛られていた ただひとつのものの為に
僕は生きてきた
たまには空のように たまには湯気のように
僕は生きてみたいな
あの時の零れた涙 地球の隅から隅まで染めた
自由になりたいという想いが 願い叶った
束ねていたその白い紙切れを
ポケットにしまった
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