|
 |
|
冬のまま
|
| 作詞 チロリアン |
|
君は明日向かうよ
僕の見えぬ先へ
腕の中で温もりを感じたよ
最後の温もりを
見つめた
思い出を照らす
二人で見る夕日
元気にするんだよ しょうがないからと嘘をつき
君の心を辛くさせないように 必死に笑って涙こらえた
見えないように
ぎゅっと抱いた
いつもの帰り道の十字路
ふたりは背を向けた
目の前がぼやけて足は止まった
口の中で｢好き｣と噛んだ
帰れない
駐車場にしゃがみ
限界を超える想い
涙がとまらない夜 冷たく濡れた枕叩いて
油性マジックで書いたような さよならという消えない言葉
鼻水ついた手で
唯々こすった
「ばいばい」が告げる僕らの終わり
君の手はもう 僕の左手に
握っては来ないんだね
心が叫ぶ君への想い
思い出という重荷が圧し掛かる
涙に変えて 少しずつ
何も言わず削る事にしたよ
元気にするんだよ しょうがないからと嘘をつき
君の心を辛くさせないように 必死に笑って涙こらえた
見えないように
ぎゅっと抱いた
こんなの予想もしない 心の準備が出来ていないよ
花壇に蒔いた無数の種 春と一緒に飛び立つ新たな芽
だけど出てない
冬のままの僕
|
|
|
