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迷える蝶、ネオンの海。
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作詞 きなこ餅 |
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七色の鱗粉 追いかけて舞う
瞳の糸を三回引っ張れば ほら
訪れた夜 浮かぶ ネオンの海
翅を拾ったの 一人きりの街で
骨ばかりの言葉は 土に帰そう
ここではあまりに 儚すぎるから
裸足で綱渡り 光のトンネル
誰だってそう だから欲しがるの
飛ぶ為の 違う 緩やかに堕ちる為の
哀しいほど冷たい 手造りの翅
タイトルも付けられず いつの間にか
命の灯火 風に吹き消されるの
躊躇いの雫 揺らぐ ネオンの海
蝶を見つけたの 偽者の空で
幸せを謳歌する 姿は見てられず
そっと教えよう ここに明日は無いと
裸で浴びている 光のシャワー
忘れたいものは 忘れたくないもの
しがらみも きっと 悦びに変わるのかな
ルージュで隠していた 唇の色
私たちは迷える蝶
高く飛ぼうとしても 翅を散らすだけだと
私たちは迷える蝶
醜さを赦せずに 綺麗に散ろうとする
星屑の徒言 振り切って舞う
汚れた街を隠すように光る ほら
泣ける位に 遠い ネオンの海
私に教えよう ここに明日は無いと
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