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Frozen Flower
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作詞 きなこ餅 |
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意味を失ってる花束の鮮やかさとか
ゆらり風に溶ける 君の心だとか
揺らめく吐息の向こう側の
君が居た景色がやけに綺麗で
瞬きすれば 消えてしまうのかな
いま 世界の隅っこで消えてゆく
飛べないまま それでも幸せだったと笑う
ただ 寒さに身を任せ凍てついて
僕の熱はきっと もう届かなくて
昨日渡せなかった花束が淡く眩い
そんな風に思える 今日は素敵なの?
解れた記憶を並べたら
音のない映画が瞼の裏で
流れだした 思い出というやつさ
ああ 視界が磨硝子のようだよ
淋しさだけの 景色を拒んでしまう僕がいる
ああ 涕さえ氷柱になるのかなあ
君の熱はきっと もう戻らなくて
やがて色が褪せゆく花束は切なさだけ
そんな風に君は 日々から消えていったの?
君の熱はきっと もう戻らなくて
僕の熱はきっと もう戻らなくて
凍てついてゆく
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