|
|
|
旅立ち
|
作詞 ハート |
|
眠れぬ夜が少なくなった
朝が来るのを忘れたかった
それでも見知らぬ日々は訪れる
今までがそうだったように
全ての姿を 覚えたいと願うけど
貴方の涙も思い出せない
大切なものが溢れて、埋もれて
それでもずっと愛していた
あの頃よりも背筋を伸ばし
いろんなものを見るようになった
それでも変わらないものはきっとある
例えば静かな鼓動のように
数え切れない 歌を口ずさみながら
行儀よく別れを待っていた
窓から差し込む光と青い空
それだけをせめて焼き付けて
降り始めたばかりの雪が
目の前で積もっていくように
知らぬ間に祈った幸せがある
穏やかに時間が流れるように
風は冷たく、陽は暖かい春の道
遠くで線路を駆ける音
揺られる思い出、胸に抱いて
私はここから旅立ちます
綺麗な雪に一筋の足跡を残し
桜の花が咲く新たな場所へ
|
|
|