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セカイ色
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作詞 human |
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この地球には
60億の 旗が立ってて
ひとつひとつが 違う色で
一つ一つが 違う形で
皆合わせて この世界の色を作っているんだ
僕と君とは違う色で
二つが一つになろうとした時
汚い色になっちゃうから
僕と君は 合ってなかったんだろう
僕と君とは違う形で
一つの旗を作ろうとした時
ギザギザになっちゃうから
僕と君は 上手くいかなかったんだろう
そういうことに 僕たちは
神様とか 運命とかって
言い訳を思いついては
過ちを繰り返してゆくんだ
僕と君は同じじゃないから
互いが互いを分かり合えるけど
それでも 茶色っぽい色になるのは
なぜなのだろうか
僕と君は違っているから
お互いを好きになれるっていうのに
それでも 正方形になれないのは
誰のせいだろうか
そういうことで 僕たちは
皆と上手く合わない旗に
イジメとか 疎外とかって
手段しか 思いつかないならば
いっそ 真っ白に戻りたいのに
あぁ そうすれば
うまくいくかな
あぁ 僕の色は
何色なんだろうか
あぁ 僕の形は
綺麗な形だろうか ねぇ
そういうことを 僕たちは
何度も考えては ただ絶望し
自分がいなくなったあとの
世界の色を描いてみるんだ
それを
ビフォーとアフターで 比べた時に
少しでも 汚い色になってたら
少しでも いびつな形になってたら
今更かもしれないけど
これが僕だ、って
胸を張って言える気がした
だから今日も 僕たちは
支えあいながら
風に揺れているんだ
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